「1」「9」を各3枚 「2」~「8」を各1枚 さらにどれか1枚をくわえる
マンズ、ピンズ、ソーズのいずれか1種類を使い、1を3個、9を3個、2~8を1個ずつの形に加え、1~9いずれかの牌を1個、という形に揃えたときに成立する役満です。
門前で完成させる必要があります。
役満の中でも王様のように扱われる「九蓮宝燈(チュウレンポウトウ)」です。
「チュウレンポートン」とも呼ばれ、一般的には「チュウレン」と略されます。まれにマンズでないと成立しないかのように勘違いされますが、ピンズ、ソーズでも可能です。
まず条件として数牌の「1」「9」が各3枚必要です。
それから「2」~「8」を1枚ずつ用意します。この状態でテンパイを迎えます。
ここから「1」~「9」のどれが来ても麻雀の基本形である「3枚1組のグループと雀頭」ができあがります。
このようにあたり牌が9種類ある九蓮宝燈は「純正 九蓮宝燈」または「九蓮宝燈 9面待ち」と呼ばれ、雀龍門ではダブル役満として扱っています。
ただし、国士無双と同じように純正の形でテンパイになることは珍しく、以下のようなケースが多いですね。
この場合 が、3枚1組のグループが4つと雀頭の形になるあたり牌です。
ただし九蓮宝燈の条件である「数牌の「1」「9」が各3枚」
+「2」~「8」を1枚ずつ
+どれか1枚、
の条件を満たすのは だけです。