1種類の数牌と字牌のみで構成する
マンズ、ピンズ、ソーズのいずれか1種類と字牌だけを使って和了したときにつく役です。鳴いた場合は2翻役として扱われます。
混一色は一般的には「ホンイツ」と呼ばれています。
3飜の役ですが、ポンやチーをすると2飜の役になる食い下がりが適用されます。
チーやポンをせず門前で仕上げる混一色は「メンホン」「タテホン」とも呼ばれています。
他の多くの役と複合が可能で、混一色も3飜と高得点の役なので高い点数が期待できます。
ただし、あがるためには終盤であっても
といった自分が使わない数牌の危険牌を捨てざるをえません。
また染め手にいくと捨てる牌に偏りが生まれます。
自分が使わない数牌の「4」「5」「6」などの真ん中の数字が序盤から捨てられるため、相手に手を読まれやすいといえるでしょう。ロンでのあがりが期待できなくなります。
点数が高い傾向にある混一色ですが、下のように飜牌もドラもなくポンやチーをしての混一色のみは、当然2飜しかないので2,000点しかありません。
このような混一色は「バカホン」とも呼ばれ、見た目の印象より点数がありません。